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空飛ぶ広報室 文庫化 [空飛ぶ広報室]

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小説「空飛ぶ広告室」は、自衛隊の広告室が舞台となります。
有川浩・渾身のドラマティック長篇小説ですが、
主人公は不慮の事故でP免になった戦闘機パイロット空井大祐29歳で、
転勤先は防衛省航空自衛隊航空幕僚監部広報室です。


その転勤先である広告室には一癖もふた癖もある先輩たちが待ち受けていて、
エンターテイメント的でテンポよく物語は進んでいきます。
有川浩フィールドワークともいえる自衛隊ものですが、
今回は広告室という自衛隊の中でも異質な部署のお話で、
自衛隊について興味が湧く作品となっています。


読み進めていくと、ノンフィクションではないかと思うほど描写はリアルで
自衛隊への丹念な取材がされているのだろうと感心させられます。
東日本大震災後いろいろな形で取り上げられた自衛隊の活躍ですが、
当時隊員のコメント「当然のこと」とあくまで謙虚に言っていたのが思い出されました。


読み終えて胸に残ったことは色々ありますが、
ふと今でも震災の日のことが頭をよぎります。
最前線にいる人たちは、いつも一生懸命がんばってくれています。
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